みなさま。大神島ってご存知ですか。
おおがみじまと読みます。
アクセスから何から超わかりやすい大神島観光協会監修のサイトは→
こちら
最近では沖縄でも有数のパワースポットだとかってだいぶ知名度も上がってきているようですが、まだまだレアな神の島です。
地図でいうと宮古島の右上(北)、池間島へ渡る時に右手の洋上に浮かぶピラミッド型の島だと言えば見たことある方も多いはず。
ここですここ。
聖域だらけのパワースポット、ってだけでも気になるのに、更にキャプテンキッドの財宝2兆が隠されてるとかなんとかいう(眉ツバな)噂を聞いてしまったら、もう行かないわけにはいかないんだよ。
そんな大神島へは、宮古島北部の島尻港から船で渡ることができます。簡単。
狭くて分かりにくい港までの道とはうらはらに、島尻港はなかなかキレイに整備されておりました。
トイレあり。
そして立派な桟橋。
大神島へ渡る「シマヌかりゆす」
時刻表は港にきちんと掲示されておりました。
船はここ島尻港から1日に5往復、この日は8:30の始発に乗る。
乗客は地元の人と思われる方々が何人か、それから観光客が私たち以外に10人ほど、な かなかの盛況っぷりでございました。
ちなみにチケット売り場とかはありません。
き、切符はどこで買うんや。
そうだこれはきっと船浮に行ったときみたいに、船員さんから直接買うに違いない。
と思い立ち、デッキに立っていたいかにも船員さんという風貌のオジサマに
「大人2枚往復ください」
と声をかけたところ、
「ワタシも切符ほしいなーと思ってるところよー」
といわれてしまった。間違えた。スンマセン。
正しくは、船に乗り込んだのち、船室内にいるお姉さまに話しかけると切符を手に入れることができます。
往復670円。安い。
船内はテレビつき。
※ちなみにすごいどうでもいいプチ情報ですが、大神島への往路は左側の座席に座ると、池間島もバッチリ見えますし海の色がありえないほどキレイでオスス メでございます。
15分でシンプルな大神港に到着。
キレイな待合所もあり。
ここ大神島では「大神島観光ツアー」が開催されているとのこと、島の方々と一緒に島をめぐりながらいろんな話が聞かせてもらえるそうで、一人たったの2000円。ぜひお願いしたかったのだけれど、今回は天気の状況によりいつ大神島に行くのか直前まで決められなかったので断念しやした。残念。
さて、島についたらまずは山の頂上にある遠見台に向かうよ!
港からゆるく続く長めの坂道を登っていく。
振り返ると青い海!
坂の途中に島の方々が暮らす集落があります。
遠見台のふもとに到着。
ここから山を階段で登っていく。
最初ね。標高75mと聞いて余裕だと思ったのワタシ。
でも死ぬよね。75mの山をほぼ一気に階段で上るとか、軽く死ぬよね!
でも大神島に来たら、この遠見台にはゼッタイ何が何でも上らなければならない。
キー絶景ーー!
展望台からは大神港と集落、そして青い海と宮古島が一望。
多目的広場前の奇岩
池間大橋もクッキリ見ることができる。
宮古列島の海は本当にすごい青だね。
いろんな沖縄の離島に行ってきたけど、海は宮古列島が飛びぬけて一番キレイだと思う。
360度ぐるり様々な青の海と島々が広がるあまりの絶景に、しばらく放心する。
この展望台と階段ができる前はロープで登ったとかなんとか聞いたけど、全身がボロボロになっても何が何でもたどりついて見なければならない景色だ。階段死ぬとかなんとか言ってる場合ではないのだった。
ところで山の頂上間近にある大きな岩は神様だそうで、よじ登ったりイタズラしたりしてはイケマセン。
このほかにも島には聖域がいっぱいあって、島民ですら立ち入り禁止区域なんかもあるそうなので観光客はその辺キチンとわきまえて行動いたしましょうそうし ましょう。
さて、遠見台の入り口から左へ続く坂道をのんびり下っていくと多目的広場に到着。
これまでの経験上、ぶっちゃけけもの道的なものを想像しておりましたが、意外にも(失礼)きちんと舗装されたかわいい散歩道だった。
すぐに多目的広場へ到着。
今おりてきた山と遠見台が見える。
この広場の前の海がこれまたキラキラのエメラルドグリーンでびっくりするほど美しい。
大神島名物の奇岩。
海に落ちた岩が波で根元を侵食されてこんなキノコ的風貌になっているそうです。
(とか言いつつこの写真はキノコ度合いが低いね。潮が引いたらもっとキノコらしいです)
堤防から水中のカラフルな魚が見える。
ずっと眺めていたい。
しかしダメなのだった。
宮古島で朝買ったペットボトルのお茶は、遠見台をのぼりはじめた時点ですっかり飲み干してしまい、手持ちの水分はゼロなのであった。
天気はマジか!といいたくなるほどの晴れ、気温もぐんぐんあがり、琉球の灼熱太陽がワタシの全身をギラギラと照らしているのであった。
遠見台の頂上にいるときから、
ねっしゃびょう。
という言葉しか思いつかず、だからいかにも自動販売機のありそうなこの多目的広場にやってきたんだけれども、残念ながら自販機はなかった。
やばいのだった。
そして思ったのだった。
目の前に広がるこの美しい海の水とか、超透き通ってるし飲んだら普通に美味しそうだけどコレいくか。いっちゃうか。飲んじゃうか。
とか真剣に考えてる時点でもう頭やられてる。
美しい海を背に、すごすご港へ戻ったのでありました。
多目的広場から港はすぐ近くで助かった。
港へ続く道。
結局島で自販機は発見できなかったけど、命の水(お茶)は港の目の前にあるおぷゆう食堂で購入することができます。
食堂に入るとすぐ左手に普通の家庭用冷蔵庫があって、その中に大量のペットボトル茶が冷えております。そっから好きなお茶を出して会計する。素人にはなかなか気が つかない仕様だ。しかしガッツリ冷えたさんぴん茶で一気に体力が回復いたしました。ありがとうおぷゆう食堂。
一服したら今度は島の左手へ進むのだけれど続きは次回、大神島のステキビーチ西の浜&奇岩にて!
【大神島 遠見台】
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【大神島 多目的広場前の海】
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