沖縄の神の島と言えば、島を作ったアマミキヨ様が降り立った久高島が有名ですが、その神様が住んだのがもうひとつの神の島、浜比嘉島なんだそうです。
勉強になるなぁ。
沖縄旅行２日目、予報は雲ひとつない晴天。的中。
私はキレイな海でのんびりシュノーケルがしたい、shinaピーはキレイなビーチでゴロゴロしたい、要するに無人島、と意見が一致しまして、浮原島へ行ってまいりました。
浮原島って初めて知ったよ。
やっぱ沖縄はとことん奥が深いね。
来るたびにまだまだ知らない魅力がいっぱいあって、それぞれがまた知った瞬間に圧倒的パワーで私の心を虜にしてくるもんだからもうどうしようもないです。負けました。
今回お世話になったのは、アクアラインマリンクラブ（
→サイト）の無人島ツアー。
ホテルまでの送迎もしてくれるのに、一人3300円ってなんか超安いんですけど！
ケラマの無人島やナガンヌ島や久高島も、いいなー行きたいなーて思ったけど、それらのツアーは泊港集合のショップが多くってね、ラグナからの往復のタクシー代を考えると結構なお値段になってしまうので今回は断念しました。
ほんと、車がないと不便だわ。
でもそのおかげで、格安で理想通りの無人島で最高の一日を過ごせたんだから、ペーパードライバーさまさま、というところでしょうか。ははは。よかった、運転技術がなくて。
浮原島は、東海岸の勝連半島の沖にあって、浜比嘉島のムルク浜から渡ることができます。
浜比嘉島に行くといえば！
もちろん海中道路通過ー♪
今回はショップの車にのせてもらってたので好き勝手に止まっり降りたりできず残念だったけど、それでも死ぬほど堪能した。
車窓からの景色。きれい♪
運転してくれたショップのお姉さんによると、この道路ができる前は、干潮になるのを待って島まで歩いて渡ったらしい。
だから海中道路って言うんだって。
勉強になるなぁ（２回目）
写真左手に、浜比嘉島と、島へ渡る橋が写っております。
さて、浜比嘉島と言えば、なにかの雑誌で見かけてからずっと行ってみたかったホテル浜比嘉島リゾートがある（
→ホテル浜比嘉島リゾート 公式サイト）
ちょっとでもいいから見えたらいいなーと思ってたら、島へ渡る船が出るムルク浜は、浜比嘉島ホテルの真下にあるビーチだった。
ちょっとどころじゃなく見えたよ。なんてラッキー。
ビーチにあるマリンハウスから見たホテル浜比嘉島リゾート。
一緒に浮原島まで行くお客さんが全員そろうまで時間があったので、ホテルの偵察に行ってきた。
んー、やっぱかっこいい。落ち着いた大人のホテルという感じがひしひしとする。
おまけに小ぢんまりしてかなり居心地がよさそう。
プールは小さいけど、すっごいロケーション！
これプールにいる間、プールと海の境目がわかんないんじゃないかな。
ここで朝食なんて最高だろうなと思う。
いつか泊まりにくるね！
今回泊まっていた方々、朝っぱらからすごいテンションの熟女二人が大はしゃぎでお邪魔して申し訳ありませんでした。
ちなみに写真の中央より少し左に写っているのが、これから行く浮原島です。そのとなりの島は南浮原島。
アクアラインマリンクラブのツアーは、海の状況によって、どっちの島に行くか決めるんだって。
ホテルの下に広がるムルク浜。ここから島へ渡るはボートが出航いたします。
船にえいこら乗り込む私たちを尻目に、バナナボートで島まで渡るグループもいた。なるほど。いい選択やないの。気がつかなかったぜ。しくじった。バナナボート気持ちよさそうだったなー（後悔）
などとバナナボートに未練たっぷりしている間浮原島に到着です！
海の向こうに見えているのが浜比嘉島ね。あっこからきました。
浮原島のビーチ、真っ白な砂とすごい色に輝く海。
いやーーーーーーーーーまじスミマセンでした！心の底から本島東海岸に謝りたい気持ちでいっぱいでごじゃります！
申し訳ごじゃりませんでした！！
わたくしぶっちゃけ今までこっち方面のこと、ちゃんと理解できてなかったみたい。
東海岸もやっぱりありえないほどキレイ。うるま市最高。
ところでこの浮原島は、普段は自衛隊の演習に使われている島だそうで、ビーチの奥に広がる森には入らないようにとの事。
うん、言われなくてもなんかビーチの美しさとは裏腹に鬱蒼とした原林ぽいし、ハブとか出そうで怖いのであまり積極的に入りたくはない森だ。
この右手の森ね。入っちゃだめですよ。
さて島に到着後、いっぷくしたら早速メインイベントのシュノーケルに出発する。
海の中。
ビーチから入ってすぐのところに大量のハマクマノミの一家が暮らしていた。
でもここ、ムラサメモンガラ君も多いーー。
このモンガラ君は、体の半分が顔という二頭身で完全にスタイルが悪くて顔も不細工なクセに、人間を威嚇したり追い回したりしてくるというちょっと威勢のいいやつだ。
南の島に行くとどこのビーチにも結構いる。
繁殖期はいつもに増して気性が荒くなり、普通に噛み付いたりしてくるので要注意なやつだ。
みなさまもお気をつけて。
とか言いつつ、この写真に写ってるモンガラ君はけっこう人になついてる感じで、近くまで寄ってきたけど威嚇したりはしてこず、なんか一緒に泳いだりした。可愛かった。
ここの海中にはモズク畑があります。いやもう見てるだけでビールが飲みたくなったし。
ちなみにここに生えているモズクをちぎって食べたら泥棒だそうです（当たり前）
余談ですが、ダイビングショップのシュノーケルツアーって今まで参加したことがなかったんだけど、いいね。かなりいいね。
泳げる範囲は狭まるけど、お姉さんがボディボを持ってそばにいるので、泳げない人はそれにつかまってればいいし、少し離れた沖にジェットを止めて見ていてくれる店員さんもいるし、完全に安全だ。
泳げても泳げなくてもみんなで楽しめる。
私たちはいつも自分たちだけで適当にやってたけど、やっぱ離岸流とか怖いしね。
これなら初心者でも子供でも大丈夫。おすすめです。
この浮原島ツアーにはちゃんとランチ（お弁当）もついてました。私がもらったのはゴーヤちゃんぷる弁当的なやつ。
しばらくシュノーケルを楽しんだ後、お弁当をもらって食べて、パラソルの下でゴロゴロしながら本を読んで、オカヤドカリ君たちと遊んだりして、あーもうどうせいつか死ぬなら今この瞬間に死にたいと思ったほど最高でありました。
ただひとつ、どうしても悔やまれるのは、
なぜ、
なぜ、
なぜにビールを持っていかなかったのか私たちのバカチンがーーーーーー！！！！
という事である。
本当にバカだ！
となりで寝てたおじさんはちゃんとビールを持参していた。
知らないおじさんなので、まさか１本くれとか言う訳にもいかず、横目でそのビールを睨みつつギリギリ歯軋りをして耐えました。もう何の拷問かっていうのよ。
次は絶対、クーラーボックスに満タンに缶ビールをつめていこうと思ってる。あとツマミも。
でね、余談その２ですが、ショップのツアーとは別のグループも来てたのよ。島に。自分たちの船で。セレブよね。
だけど、その船から大音量で八代あきを流すのはやめてほしいと思った。
八代あき。
好きですが、沖縄のビーチで♪あ～めあめ、降～れ降～れ、もぉっと降れぇ～ぃ♪を聞くとは思わなかった。
とにもかくにも、浮原島最高でございました。
最高に癒されたよー。
まだ行ってない方はぜひとも。
【浮原島】
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