冬になると、お肌がカサカサしてくる。
というと春夏秋はプルプルしているように聞こえるが、本当の事を言うと、25歳を過ぎた辺りから冬にならなくても年中お肌はカサカサしている。
化粧品である程度ごまかせるけど、ここはやっぱり中からプルプルしていただきたいところ。
となると、ソーキ(豚の軟骨)かテビチ(豚足)やね!
この豚の軟骨と豚足にはコラーゲンたっぷり、とよく目にするので安易に信じちゃっていますが、本当にコラーゲンがいっぱい入っていて体にしみこんでくれるのかどうかは不明。
ていうか、プルプルになりたければコラーゲン、というのも、雑誌なんかに書いてあるからそのまま信じているだけで、本当かどうかは知らない。
まぁいい。そういうことは深く考えると不幸になる。
清水義範氏の短編小説、「インパクトの瞬間」の中にこんな一節があるのね。
以下引用
>>ジンクピリチオンが配合されている場合がある。(中略)
>>そんなへんてこなものの名をどうしても言わなければならなかったその理由は、それがすごいものだからなのである。
>>もう、これが配合してあると聞いてしまった以上、人は、よいものだ、と思うしかないのである。
(永遠のジャック&ベティ、「インパクトの瞬間」より)
コラーゲンも然り。コラーゲンが配合されている以上、人は、良いものだと思うしかないのだ。清水さんは本当に面白いね。尊敬しております。
というわけで、豚の軟骨を煮ることにするんだよ。
【材料】
・豚軟骨
こういうの。
肉の中に軟骨がついてるやつ(白いところが軟骨)。
スペアリブとはちょっと違う気がするけど、スペアリブでもいけるかもしれません。
その場合、骨がどんな風になるのか、作ったことないからわかんない。
(下茹で)
・生姜
・ネギ
・泡盛 大量
(味付け)
・カツオだし
・下茹でした汁
・泡盛 1~2カップ
・醤油 1/2カップ
・砂糖 1/2カップ
※要加減。
【工程】
① 豚軟骨を鍋に入れ、生姜とネギを入れて水からゆっくりゆでる。
沸騰したら茹でこぼしてザルにあけ、肉についたアクも洗い流す。
※2回ぐらいやってもよいです。
② 再び鍋に水に生姜・ネギ・それから大量の泡盛を入れ、肉を投入。
30分~1時間ほど弱火でじっくり煮る。
※まだ普通の鍋ね!
③ いったん冷まして、表面に浮いてきた脂を取り除く。
この茹で汁は後でスープとして使うので、アクなども濾しておきましょう。
④ 圧力鍋に、カツオ出汁と③で出来たスープを半々ぐらいに取る。
泡盛も入れる。
肉を入れてまずは30分程度、ふたを開けたまま煮込む。
※ここですぐに圧力をかけてしまうと、酒の臭み&エグみが残って美味しくない。と思うのよ。気のせいかもしんないけど。
⑤ 圧力をかける。おもりがふれてから30分程度。
短いと、軟骨の中にジャリジャリ感が残って美味しくないです。
(ジャリジャリ感がすきな人もいるようなのでお好みですけどね)
⑥ 圧力が抜けたらふたを開けると、あらまあ!軟骨がプルプルに!
あとは醤油と砂糖を入れて、好きな濃さになるまで煮込むだけ♪
⑦ コーレーグースをちょこっとたらして食べましょう( ´∀`)
圧力をかけるときに一緒に醤油と砂糖を入れてもいいようであります。
私は味の調節をしながら煮込みたいので後から入れますよ。
圧力鍋がない場合、普通の鍋で長時間煮込んでも、残念ながら軟骨はここまでプルプルにならないです。肉も硬くなるし。
圧力鍋必須です。
作るのにちょっと時間はかかるけど、軟骨がプルプルで美味しいんだ♪
これを豚バラブロックで作ればラフテーですね。
実を言うと、プルプルになってりゃなんでもいいなら、最初から圧力鍋にカツオ出汁と肉と調味料を全部入れて、サクッと圧力かけちゃえば1時間足らずで完成です。簡単です。
別にそれでも普通に美味しいんだよな。
でも、手間をかければもっと美味しいからね~。
泡盛のつまみにも、ゴハンの友にもサイコー(*´▽`)
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