今日も泡盛！

渡嘉敷島の阿波連に、ペンション・ニライカナイという素敵な宿がある。
（リンクは公式サイトに飛びます）

このGW、最初はどこか離島のアットホームな民宿でオバァの手料理をいただきつつオジィとゆんたくするんだぜ！だから竹富島か鳩間島に行くんだぜ！なんてガイドブックに書いてありそうな事を思い描いていたわたくし。
でもネットで離島を検索していたら、この渡嘉敷島にものすごくキレイで安いナイスなペンション・ニライカナイを発見してしまい、その場で渡嘉敷島に即決いたしました。

2008年8月にオープンしたばかりの新しいペンションなのに、1泊2食で1人1万円って安いよね。
もちろん民宿よりは高いかもだけど。



ニライカナイ外観。
1階は居酒屋さんで、朝食・夕食はこの居酒屋さんで食べます。
店内は禁煙でタバコはテラスのみっていうのも非喫煙者には嬉しい。

ちなみに、ニライカナイとは、「東の海の彼方にある神々の住む島」だそうですね。
沖縄に行くとよく目にする言葉やね。
ホテルやお店、沖縄料理店にもこの名をつけているところは多い。


※ところで本当にまったくこの渡嘉敷のニライカナイさんとは全然関係ない余談します。
南城市にあるニライカナイ橋、ここめちゃめちゃキレイなので、南部へドライブに行く方にはぜひぜひお勧めなのですが、あそこは注意する事がありましてですね。
那覇から向かう際、わかりやすい大きい道で行こうなどと思うとうっかり橋を通り越して海側から橋に入ることになってしまいますので、くれぐれもお気をつけてくださいませ。
細かい道を通って山側から行って、トンネルを抜け橋に入ると目の前にバァ～！っと広がる海の大パノラマ、ってならないと間違いです。
今は橋の手前に有名な海カフェとかいっぱいあるのでそこをまずは目指すとよいです。
海側から橋に入るとどうなるかというと、美しい南部の海を完全に背後にしながら走る事になりまったく満喫できず何もかも大変残念です。
そして後ろに広がる橋からの景色に見とれながら運転して前から来たトラックとぶつかりそうになったバカは私たちです。えへへ。危ない。皆様は気をつけてね。

本当に全然関係なかったですね。
話を元に戻しましょうね。

ところで、東の彼方がニライカナイだとしたら、南の海の彼方にある楽園は「パイパティローマ」って言うんだって。
パイ→南、パティローマ→波照間、で、つまりは南波照間という事らしい。なんかインドの神様っぽくて（それはパールヴァティだがね）いい響きだ。
この言葉は、奥田英朗さんのサウスバウンドをはじめ色んな小説にも出てくるんだけど、私は勝手に、美しくステキな夢の楽園を妄想していたんですよ。
一面のお花畑に妖精さんが舞い、インドの女神様も一緒に舞い踊っている的な感じで。
でも、ネットでパイパティローマについて調べてたら、どうやらパイパティローマとは台湾の事ではないかと。
台湾か。
うん。
いい国ですよね。ごはんもおいしいし。
うん、台湾か。
なんかイメージちが（以下略（台湾の人ごめんなさい）



今度こそ閑話休題。



ペンションニライカナイのお部屋はこんな感じ。
洋室と和室と特別室があります。
特別室はベッドルームとリビングと和室がある上に広いバルコニーまでついていて、それで普通の洋室と値段が1人2500円しか変わらない。
こりゃ今回は奮発して特別室っしょ！って思ったのに、残念ながら利用は4人からなんだって。
2人だけだと、1泊2食で1人25,000円になるらしい。
ちょっぴり（本当はかなり）予算オーバーでございましたので断念いたしました（涙）
海側でかなり良さ気なお部屋です。
こんどは友達とみんなで一緒に行こう。




お部屋の設備もバッチリ！
バストイレも各部屋についているし、エアコンもコイン式じゃなく無料。
あとはテレビ・冷蔵庫・ポット・ドレッサー。

このニライカナイは、館内や部屋のキレイさ、おねえさんの優しさと美しさも素晴らしかったわけですが、食事が本当にすばらしいところで、わたくしマジ感動いたしました。
本音を言うと、渡嘉敷での食事にはそこまで豪華な物は期待してなかったわけだ。
前年、同じ慶良間諸島の座間味島で民宿に泊まったときの事を考えると、島の野菜や魚を使った沖縄料理だろうな、ガッツリした肉とかはあんまりないかもしれんけど（私は肉食）、泡盛飲んでで軽くつまめればいいや、ぐらいに思ってたんだよね。

でも、初日の夕食から最高に幸せな電撃ショックをうけることとなりました。
こここここれって、離島の食事ですか！？
ねぇねぇ、ここって銀座かどっかのレストランでしたっけ？みたいな。
前菜からスープからメインから一皿一皿出てくるんだよ！
内容は洋食・中華のオンパレードで、めっちゃ本格的。
そして何を食べても激ウマ。
こんなおいしい料理、名古屋でも食べたことないよ！
これはただ単に沖縄マジックなだけ？
沖縄でテンションあがってるだけ？

と思ったけど、後から宿のお姉さんに聞いたら、ちょうど今、オーナーのお友達の板前さんが東京からお手伝いに来ているらしい。
なるほどそれでこんなに激ウマ料理が、と納得。
ぼくら超ラッキー
（おかげさまで通常の食事がどうだかわかりませんが、宿の雰囲気的にまずいものは絶対に出てこないはずだ）



なんちゃら貝。
酔っ払って記憶あやふや。どっかに名前をメモしたはずなのに、メモもない。なんでや。
コリコリで、ビールのつまみに最高でした。


エビチリと鶏のコンソメスープ。
エビチリのエビは超でっかくてプリプリ。




とろとろのカマンベール＆クラコットと、絶品冷製トマトパスタ。
このパスタ、やばいぐらいすごかった。思い出したらヨダレが…。
とろとろカマンベールも、何度うちでまねしてつくったかわかりません。全然再現できない至高の味でした。




キャベツのたっぷり入ったメンチカツコロッケ。
これも美味しすぎて、のん君がお姉さんに無理いっておかわりしてしまった。
コロッケのおかわりって。普通しないよな。さすが酔っ払いの勢いやね。
お姉さん、無茶なお願い聞いてくれて本当にありがとう。優しいお姉さんでよかった。



ボトルは残波。
軽くて飲みやすいので、グイグイジャンジャンバリバリ飲んでしまう。
結局3日で何本空いたんかな？毎日ベロベロであんまり記憶なし…。

朝食はこんな感じ↓（これは3日目の朝ごはん。）


まだかなまだかなー



チーン！はい！ホットサンド～
コーヒーと野菜スープ付き。

2日目の朝食は写真を撮り忘れましたが、干物とお味噌汁とゴハンという純和風で、その干物がまた脂が乗ってておいしかった。
4日目はわたくし残念ながら激しい二日酔いで昼までダウンしたので朝食ぬき
元気に食べたのん君が言うには、それはそれは美味しい焼き魚だったらしい。
くやしい…。


この他にも美味しいものいっぱい出してもらったんだけど、酔っ払ってて写真なかったりボケボケだったりで載せられなく、残念。
島ラッキョウの天ぷらとか、マグロの刺身とか、スタミナ焼きとか、中身汁（モツスープ）とか、かぁーーーーーーーーまた食べたい！
ニライカナイの美味しいゴハンが食べたいが為に渡嘉敷に行きたい、と言っても過言ではない。
部屋もスタッフさんもステキだったが、食事がとにかく最高でございました。
夕食時一緒になったオジチャンと「僕らラッキーですね」「いやマジラッキーですね」「シヤワセですね」と語り合ってしまった。

ああ思い出すたび渡嘉敷行きたい。
名古屋で仕事なんてやってらんないよな。


【渡嘉敷島　ペンションニライカナイ】

大きな地図で見る　　



◆Honeyd-u～今日も泡盛！～　関連記事◆ http://mokurenh.ti-da.net/

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