今日も泡盛！

猫様という動物は、とても自意識が強い。

人間が何かに熱中して自分をほったらかしにしたり、人間の視線の中に自分が入っていないと、なんだこのやろう！とイラッとするようである。
お前らは常に俺を見ろ！無視すんな！俺をかまえ！何はなくともまず俺でしょ！
って考えていると思う（たぶん）

今日はせっかくの土曜日なのに、名古屋は一日中雨。つまらんね。
というわけで遊びにも行けず、朝から部屋でだらだらビデオみたり～テレビみたり～ビデオみたり～テレビみたり～な感じで、まー要するに1日中テレビの前でゴロゴロしてたわけです。

人間がそういう風にダラーーーーボケーーーっとテレビを見ていると、猫たんたちは傍に座り、真剣なまなざしでじっと顔を見てくる。

んで、

「……。ちょっと。おい。ちょっと。ボクここにいますけど。」

と念力を送ってくる。
それでも構わずにテレビを見続けると、彼らは実力行使に出るんだよ。
人間の視界の中に無理やり入ってくるんだよね。


もくれん
「え？別に、何でもないけど、ただここに座ろうかなーって思って～。
別に特に意味はないけどー。
まぁなんとなく？
ここがいいな？
みたいな？」

えーとぉ～。

今ね、ナウシカの、いいところなんですけど。
微妙に見えないんですけど。超邪魔なんですけど。




もくれん
「ママがボクの事見ないから、ボクがわざわざ見れるとこに来てあ・げ・た・にゃ！
ふふふ。
ボクはわかってるんだよ。
もうー。素直じゃないなー。このこのー。
ボク、空気の読めるオトコだから、ちゃんとママたちから見やすい場所に座っててあげるね！」



紅子
「……なによ。あたしの事も見なさいよ。」


かならずテレビの右側に座るのは、その下にDVDプレーヤやルータがあって、お尻があったかいからだと思われる。
あったかい上に、人間の視線も独り占めできるベスポジなのである。
おかげでよく奪い合いになっている。
どっちかが妥協して、テレビの右と左に座ってくれたら、なんかシーサーみたいでかわいいのにねぇ。
あ、いかん、2倍邪魔じゃ

他にも、私とのん君がしゃべっていると、必ず二人の間に座って会話に参加（してるふり）してきます。
どっちかの隣、じゃなくて、必ず真ん中に入ってくる。
机を囲んでると、空いてる席に座るんだよ。
とにかく自分が話題の中心にいないと寂しくなるらしい。
新聞や雑誌を読んでいるとわざわざやってきて、その上でゴロ～ンとなるのも、こんな紙を見てないで俺を見ろ！アピールなんだよね。
かわいいのうかわいいのう
見るがな見るがな～、奥の奥まで全部見るがな～さぁ見せてごらんゲヘヘゲヘヘという気持ちになってしまいますね。
エロオヤジですね。

そいういえばさー。
話かわるんだけどちょっと聞いてくれる。
猫を飼った事がない人は、猫の事を「ワガママでプライドが高い」とかとぼけたこと言うやんね。
こないだスナックで飲んでるときに猫を飼ってるって話をしたら、店のお姉さん（オバハン）が、「ダメよ猫は、呼んでも来ないし芸もしないし、バカでしょ～」とか言われたけどさー。
間違いなくお前より賢いわ！このブルドックオバハン！って感じでプチイラっと来たけど、わたくしも大人だから笑顔で耐えた（ヘタレなだけ）けどさー。
じゃあお前は、知らない人にいきなりお手って言われても素直にお手するんかい、と言ってやりたかったけどさー。
ま、言えなかったけど（ヘタレだから）

芸は教えたらするだろうけど、ワンちゃんと違って、「人に従う」って事を教える必要がないから、芸も教える理由がないだけやんか。
なんだよなんだよ、バカ扱いして。ぷんぷん。

あーでも確か、ワンちゃんに芸を教える時って、オヤツで釣って教えるんだよね。
猫ってあんまりオヤツに執着がないから、その手で教えるの無理かもな・・・。

いやいや。
いやいやいやいや。

きっとできる。きっと！うちの子はできんかもだけど（弱気）！
で、で、できますよね、猫飼いのみなさま方


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