› 今日も泡盛! › 【沖縄が舞台の小説リスト】
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2009年04月15日
沖縄が舞台の小説 ◆リスト6
こちらは、沖縄以外の南の島や海が舞台になっている小説のリストです。 随時追加予定。 もっともっと、海で読むのにぴったりなのんびりした南の島のオハナシが読みたい。誰かプリーズ! 敬称略、順不同。 私が思いついたままに並んでいます。 【内容】はAMAZONからの抜粋。 【レビュー】についてはボチボチ更新していきます。。。 ☆ボーダーインク 沖縄の出版社。いろんな沖縄本がモリモリありますのでリンクしておきます♪ ☆リスト集 【小説1】20冊 【小説2】20冊 【小説3】…随時追加予定 【小説4】沖縄出身作家の作品集 【小説5】ミステリ・サスペンス 【小説6】沖縄以外の南の島や海が舞台の小説はこちら ☆この他に沖縄が舞台になっている小説があったらぜひともコメント等で教えてください! お待ちしております♪ | |
南の島のティオ(文春文庫)池澤夏樹【内容】受け取る人が必ず訪ねてくるという不思議な絵ハガキを作る「絵ハガキ屋さん」、花火で「空いっぱいの大きな絵」を描いた黒い鞄の男などの個性的な人々とティオとの出会いを通して、つつましさのなかに精神的な豊かさに溢れた島の暮らしを爽やかに、かつ鮮やかに描き出す連作短篇集。【レビュー】珊瑚礁に囲まれた小さな南の島の物語です。年の割りに落ち着いた雰囲気のティオ君がかわいい。読み進めるうちに、目の前に美しいビーチが広がり、波の音が聞こえ、南国の花の香りまでしてきそうな……この本を読むと気持ちがほんわかしてとても良い。リゾートに行く時はいつも持って行く。お勧めです。子供向けらしいけれど、大人が読むべき本だと思う。 | |
アイランド(単行本) 佐伯紅緒 【内容】 夢を見た。そこには森林と水路があり鬱蒼としていた。それが、全ての始まりだった。マリは四年近く働いていた会社をリストラされてしまう。金なし、キャリアなし、男なし。未来の展望はゼロだった。どんなものでもいい、何か明るい未来が信じられる拠り所が欲しかった。そこで知ったのが、奄美大島に多くいるとされている神様(ユタ)の存在。マリは押さえられない衝動を胸に、ひとり島へ旅立った。そこでマリが出会った人たちは…?輝く未来とか、美しいものとか、確かに掴めるものが欲しかったわけじゃない。ただ、あなたに会いたくて。ときに厳しく、ときに優しく、少し不思議な旅物語。 【レビュー】 奄美の話なのでこちらにリスト入り。 | |
アイランド(角川文庫) 森瑤子 【内容】 星良雅也のオフデイは、ミュージカル作家。今、ヨロン島を舞台に、〈羽衣伝説〉を現代流にアレンジしたミュージカル『アイランド』のストーリーと作詞を執筆中。彼の作った悲劇のシーンは、エージェント廻陽子の娘晶世が子供の時から繰り返しみる夢だった。創作と現実が次々に不思議に重なっていく…。2003年、美しいリゾートの島ヨロンを舞台に、愛の記憶だけを手がかりに再会する恋人たちを描く、壮大なスケールのラブ・ロマン。 【レビュー】 こちらは与論島の話。 | |
真夏の島に咲く花は(講談社文庫) 垣根涼介 【内容】 陽気で大柄、機嫌悪くなるのは空腹時と眠い時、そんな典型的フィジー人とつきあう茜。良昭は店の従業員に「お客様の料理を食べてはいけません」と教えなくてはならない。ここは独特の文化と時間が流れる楽園なのだ。しかし、若者たちのすれ違い、住民の対立、暴動が彼らの人生を変えていく。幸せとは何か。 【レビュー】 フィジーが舞台。ああフィジー行きたい。 | |
月桃夜 (単行本) 遠田潤子 【内容】 想いは人知れず、この世の終わりまで滾り立つ―。死んでもいいと海を漂う茉莉香に、虚空を彷徨う大鷲が語りかける。熱く狂おしい兄の想いを、お前はなかったことにできるのか?かつて二百年前の奄美にも、許されぬ愛を望んだ兄妹がいた…。苛酷な階級社会で奴隷に生まれた少年は、やがて愛することを知り、運命に抗うことを決意する。 【レビュー】 200年前の奄美が舞台 | |
ずんが島漂流記(文春文庫) 椎名誠 【内容】 ぼくのおじいさんが若い頃暮らしていた南の島でのこと。島の祈祷師のいう「歩く魚」を追い求めて、遠い海へと乗り出すことにした。一隻のカヌーに水と食料を積み、島の少年二人、少女一人と。荒れ狂う嵐の海、無人島への漂着、サカナ人間の攻撃、そして空飛ぶ「鳥人間」が住む島へ…。 【レビュー】 これは海でゴロゴロしながら読みたい! | |
南の子供が夜行くところ(単行本) 恒川光太郎 【内容】 島に一本しかない紫焔樹。森の奥の聖域に入ることを許されたユナは、かつて〈果樹の巫女〉と呼ばれた少女だった……。呪術的な南洋の島の世界を、自由な語りで高らかに飛翔する、新たな神話的物語の誕生! 【レビュー】 | |
東京島(新潮文庫) 桐野夏生 【内容】 32 人が流れ着いた太平洋の涯の島に、女は清子ひとりだけ。いつまで待っても、無人島に助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。果たして、ここは地獄か、楽園か? いつか脱出できるのか――。欲を剥き出しに生に縋りつく人間たちの極限状態を容赦なく描き、読む者の手を止めさせない傑作長篇誕生! 【レビュー】 個人的にはラストがいまいち納得いきませんが面白いです。映画化。 | |
オイアウエ漂流記(新潮文庫) 荻原浩 【内容】 南太平洋の上空で小型旅客機が遭難、流されたのは……無人島! 生存者は視察旅行中のサラリーマンと接待先の御曹司、成田離婚直前の新婚夫婦、ボケかけのお祖父ちゃんと孫の少年、そして身元不明の外国人。てんでバラバラな10人に共通しているのはただひとつ、「生きたい!」という気持ち。絶対絶命の中でこそ湧き上がる、人間のガッツとユーモアに感涙する、サバイバル小説の大傑作。 【レビュー】 内容はともかく、多発する体言止めが気になりすぎて。。。涙 | |
無人島に生きる十六人(新潮文庫) 須川邦彦 【内容】 大嵐で船が難破し、僕らは無人島に流れついた!明治31年、帆船・龍睡丸は太平洋上で座礁し、脱出した16人を乗せたボートは、珊瑚礁のちっちゃな島に漂着した。飲み水や火の確保、見張り櫓や海亀牧場作り、海鳥やあざらしとの交流など、助け合い、日々工夫する日本男児たちは、再び祖国の土を踏むことができるのだろうか?名作『十五少年漂流記』に勝る、感動の冒険実話。 【レビュー】 明治の日本男児たちの心の清さに感動。この時代の海は、今とはくらべものにならないぐらい美しかったんだろうなぁ。数ある漂流記の中でも一番スキです。ちなみに青空文庫でも読めます。 | |
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2009年04月15日
沖縄が舞台の小説 ◆リスト5
沖縄が舞台になっている小説のリスト5(*冊)です。 敬称略、順不同。私が思いついたままに並んでいます。 【内容】はAMAZONからの抜粋。 【レビュー】についてはボチボチ更新していきます。。。 今回はミステリが中心です。 沖縄は絵になりやすいんですかね。 ☆ボーダーインク 沖縄の出版社。amazonにない沖縄本がモリモリありますのでリンクしておきます♪ ☆リスト集 【小説1】【小説2 】【小説3】【小説4】【小説5】【小説6】 | |
星砂の島殺人事件(徳間文庫) 梓林太郎 【内容】 私立探偵・岩波をリーダーとする探検グループに西表島行きの話がもちあがった。 そんな折、メンバーのひとり真那津が、阪神大震災で被災し身寄りのない少女・花を連れて神戸かせ帰京した。 花の出奔中の父親が石垣島にいることがわかり、岩波達は沖縄へ飛ぶ。しかし、父親は三年前から再び行方不明だった。グループは西表の密林で謎の死体を発見する。遺体は花の父なのか、彼の過去には何が… 【レビュー】 | |
月の扉 (光文社文庫) 石持浅海 【内容】 沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を空港まで「連れてくること」。ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、事態は一変―。極限の閉鎖状況で、スリリングな犯人探しが始まる。 【レビュー】 | |
ユタが愛した探偵 (角川文庫) 内田康夫 【内容】 琉球王家最後の姫君が名門・井伊家に嫁いだ事から始まった彦根の名物行事「ブクブク茶会」。その行事に沖縄から参加した式香桜里は、幼い頃から「神の子」と言われる不思議な能力を秘めていた。数日後、彦根において香桜里の素性を執拗に探っていた不審な男が、琉球王国の聖地・斎場御嶽で死体となって発見される。事件究明の依頼を受けた浅見光彦は、急遽、沖縄へ。神秘の国に封印された悲劇の連鎖。美しき霊能者が抱いた儚き恋の行方。名探偵・浅見をも惑わす驚愕の真相とは。 【レビュー】 | |
十津川警部「オキナワ」 (光文社文庫) 西村京太郎 【内容】 東京で殺された男が遺したダイイングメッセージ「ヒガサ」。沖縄に多い「比嘉」姓が捜査線上に浮かび、十津川は、那覇空港に降り立った。美しい故郷「沖縄」と、基地の街として、いまだ戦後を生きる「オキナワ」。米軍・GIの不審な行動を追う十津川は、事件の背後に、沖縄の悲劇を見た 【レビュー】 | |
干潟のピンギムヌ (単行本) 石月正広 【内容】 昭和初期、世界恐慌時に一時不振に陥った日本の石炭産業は、満州事変以降、戦争への傾斜を強める帝国日本の国策下、軍需の拡大から再び活況を取り戻す。日本の最南端の採掘場として西表島のジャングルに埋もれる炭鉱も、坑夫1200名を擁する規模に発展した。そこで坑夫として働いていた中には詐欺同然に連れてこられた者も少なくない。南洋の緑の楽園と信じてやってきた者を待ち受けていたのは、果てしない強制労働とマラリア、奴隷のような生活だった。戦時には小学四、五年生が採掘に従事した記録さえある。そうした歴史を踏まえて書かれたこの物語は、無間地獄の底から命懸けで脱出をはかる少年たちの冒険譚である。西表では逃走者・脱走者のことを「ピンギヌム」と呼んだ。悲劇の運命にあらがい、生きる道を探った少年たちの決死の脱出は成功するのか!? 【レビュー】 | |
京都・沖縄殺人事件 (講談社文庫) 山村美紗 【内容】 ニュースキャスターもする推理作家沢木麻沙子のもとに、深夜1本の電話が入った。大学時代の友人からのもので、不倫相手と沖縄に旅行に行くというのだ。番組の取材で自分も沖縄に行くことになった麻沙子に友人の死の報がもたらされた。その背景には、愛欲から生ずる謎と、複雑極まるトリックが隠されていた。 【レビュー】 | |
沖縄八重山「星の砂」殺人(双葉ノベルス) 野村正樹 【内容】 三十代半ば過ぎでイベント企画会社をしている藤村紀子と、その隣室に住む五十歳の主婦吉永香織、二十六歳の広末凌子は、年代も性格も違うが気の合う仲間だ。 凌子の仕事で沖縄への取材旅行に便乗した紀子だったが、同じころ、東京で連続して二人の女性が殺害される。 日比谷で香織が遭遇した現場の被害者は、紀子の仕事を手伝っていた沖縄出身の仲田琉美子で、死体には星砂が―。 【レビュー】 | |
石垣島失踪事件(単行本) 石垣用喜 【内容】 或る日、突然男が消えた。著者の故郷石垣島を舞台に、繰り広げられる濃密な人間ドラマ。 表題作のほか「愛の選択」「石垣島の風景」の2編を収録。 【レビュー】 | |
紺碧(スカイブルー)は殺しの色(徳間文庫) 辻真先 【内容】 劇画原作者・大日方徹は、人気劇画家の城友也と沖縄の神島を訪れた。 この島には今なお祖神信仰が色濃く残り、人々は大司という巫女を中心にパーント神を崇めていた。 この島に突然殺人が起った。本土資本の手先となって土地買収に狂奔していた伊波可奈江が殺されたのだ。下着姿の彼女の死体の傍には一つの木彫りの面、ユーモラスでグロテスクな笑いを浮べたパーントの呪いの面が落ちていた。 【レビュー】 | |
石垣島物語(単行本) 石垣用喜 【内容】 昭和2年、黒島雄三は沖縄県石垣町字新川に生まれた。 中学校3年生の時、あの呪わしい日米戦争が勃発したのだ。 石垣島をテーマに綴った表題作の他、「遅れて来た男」「最期に笑う女」など4篇を収録した、著者渾身の作品集。 【レビュー】 | |
石垣島事件帖(ぶんりき文庫) 坂本成穂 【内容】 たゆとう海、時計が止まったような石垣島。そんな平和な島で事件が…。 人間の数より牛の方が多い島にも複雑な人間模様が織りなされていた。 若い恋人たちにも、人生のたそがれ期に入ったおじさん、おばさんたちにも、それぞれの暮しがあり、主張があり、来し方への思いがある。糸が一本もつれただけで事件は起こる。 おだやかな石垣島を舞台に様々な人間模様を描いた小説集。 【レビュー】 | |
珊瑚色ラプソディ(講談社文庫) 岡嶋二人 【内容】 結婚式を控えシドニーから帰国した里見は、婚約者の彩子が沖縄旅行中に倒れ入院したと聞く。 しかも、彩子は二日間の記憶を失い女友だちは行方不明。彩子が男といたという証言に動揺しながらも、婚約者を信じ真相を追い求める里見の前に立ちはだかるのは…。 【レビュー】 | |
沖縄(リゾート・ビーチ)殺人事件(光文社文庫) 斉藤栄 【内容】 タロット占いの名手・二階堂日美子のもとに、沖縄に住む友人・広尾多江から思いつめた電話が入った。 夫、恵一を奇病で失い、“死にたい…”と言うのだ。日美子は急遽、沖縄に飛んだ。多江の失踪を知り、彼女の義妹・みどりとその恋人成川とともに行方を捜す。だが、日美子の前でみどりが、成川が…。 【レビュー】 | |
横浜-沖縄殺人連鎖(徳間文庫) 斉藤栄 【内容】 “軽井沢こころ探偵事務所”の江戸川は、いわゆる“お受験”のための予備校、横浜の「戸塚進学塾」のオーナー夫妻を調査することになった。 有名小学校に入学させるという名目で、親たちから多額の金を詐取しているというのだ。さっそく内偵を始めた矢先、オーナー夫人が密室で毒物死しているのを発見される。 その死因となった毒が沖縄産の限定ハブ酒の壜にしこまれていたことから、江戸川は那覇へ飛ぶ…。 【レビュー】 | |
群れ星なみだ色(双葉文庫) 津野創一 【内容】 「放して下さい!」もがく女を羽交い締めで抑えつけながら、身投げをくい止めたという安堵感が広がるとともに、無性に腹が立ってきた。 なにが放して下さい、だ!力を込めて女の躰を半回転させると「ふざけるな!」女の顔に、大きな平手打ちをくらわせていた。 本書のための書き下ろし『望郷いのち橋』や「わたし、きっと酷い目にあうわ」と姉さんに頼りにされたのに、無念、空の群れ星をなみだで眺める破目になった少年のサスペンス『群れ星なみだ色』をはじめ、第7回小説推理新人賞受賞の『手遅れの死』など、関西と沖縄を舞台に、南の島にまつわる愛と死と旅情を描く傑作ミステリー6篇! 【レビュー】 | |
沖縄県営鉄道殺人事件(講談社文庫) 辻真先 【内容】 南国沖縄を訪れた、牧薩次と可能キリコのヤング探偵コンビの前に、難事件が続発する。ホテルの密室で、若い女性が突如奇怪な姿に変身。 さらに大邸宅の庭に、見るも無惨な男の轢死体。今はない沖縄県営鉄道の謎の大事故を軸に、現代の怪事件を絡ませ、合わせて沖縄案内も目指した、超異色の長編推理。 【レビュー】 | |
遠くて浅い海(文春文庫) ヒキタクニオ 【内容】 殺すだけでなく、その人物の生きて来た痕跡までも消してしまう「消し屋」。 仕事を一つ終え、オカマの蘭子とともに沖縄へ向かった消し屋のもとに、若き天才を自殺させてほしいという依頼が舞いこんだ。 どうやって天才を追い詰めるのか。沖縄の地に忌まわしくも哀しい記憶が蘇る。 大藪春彦賞受賞。 【レビュー】 | |
シュガー・ザ・キッドの兄弟(ちょーでー)(単行本) 北林優 【内容】 沖縄の酒場を舞台に繰り広げられる、クールな老人とちょっとワルな少女のハードボイルド・ストーリー。少女はある米国人海兵隊の殺人事件に巻き込まれ……。ピンクキャデラック、洒脱な老人、魅力的な女の子!初めてのうちなー・ハードボイルド。 【レビュー】 | |
シギラの月 (講談社文庫) 藤川桂介 【内容】 真に蜜牙古島の安穏を考えるのであれば、琉球と事を荒立ててはなりません。誇りのために蜜牙古島を滅ぼしてしまうかもしれないからです―。不思議な自然現象によって海の女神が現れるという伝説を軸に展開する若者たちの愛と戦いの物語。ベストセラー『宇宙皇子』の著者が放つ壮大な歴史ロマン大作。 【レビュー】 | |
ニライカナイの語り部 作家六波羅一輝の推理 (中公文庫) 鯨 統一郎 【内容】 “ニライカナイ”は海の彼方にあるという楽園か、それとも…?伝説に心惹かれたミステリ作家・六波羅一輝は沖縄に発つ。取材を始めた矢先、東京で女性の変死死体が見つかる。背後にはテーマパーク建設をめぐる対立と、住処を荒らされると復讐するというキジムナーの伝承が。六波羅一輝の推理が冴える 【レビュー】 | |
*URL* | *題名* (-) *作者* 【内容】 【レビュー】 |
2009年04月15日
沖縄が舞台の小説 ◆リスト4
沖縄が舞台になっている小説のリスト(4) 25冊。 沖縄出身作家さんの作品集デス。敬称略、順不同。 私が思いついたままに並んでいます。 【内容】はAMAZONからの抜粋。 【レビュー】についてはボチボチ更新していきます。。。 ☆ボーダーインク 沖縄の出版社。いろんな沖縄本がモリモリありますのでリンクしておきます♪ ☆リスト集 【小説1】20冊 【小説2】20冊 【小説3】…随時追加予定 【小説4】沖縄出身作家の作品集 25冊 【小説5】ミステリ・サスペンス 【小説6】沖縄以外の南の島や海が舞台の小説はこちら ☆この他に沖縄が舞台になっている小説があったらぜひともコメント等で教えてください! お待ちしております♪ | |
バガージマヌパナス-わが島のはなし(文春文庫) 池上永一 【内容】 「ワジワジーッ(不愉快だわ)」ガジュマルの樹の下で19歳の綾乃は呟く。神様のお告げで、ユタ(巫女)になれと命ぜられたのだ。困った彼女は86歳の大親友オージャーガンマーに相談するが…。あふれる方言、三線の音、沖縄の豊かな伝承を舞台に、儚い物語の幕が上がる。 【レビュー】 おもしろい! | |
風車祭(カジマヤー)(文春文庫) 池上永一 【内容】 未読。そろそろ読みたい。 【レビュー】 | |
ぼくのキャノン(文春文庫) 池上永一 【内容】 豊かで美しい村の守り神である、帝国陸軍の九六式カノン砲「キャノン様」。だが、そこにはある秘密があった。村を統べるマカトオバァら三人の老人とその三人の孫たちは、村の開発を企む謎の美女や、怪しげなアメリカ人と対決する。戦争の記憶を、奔放なストーリーに乗せて希望に満ちた未来へと託す、マジックリアリズムの傑作。 【レビュー】 | |
レキオス(角川文庫) 池上永一 【内容】 舞台は西暦二〇〇〇年の沖縄。米軍から返還された天久開放地の荒野に巨大な魔法陣が出現する。一〇〇〇年の時を経て甦る伝説の地霊「レキオス」を巡り、米軍、学者、女子高生、ユタたちが入り乱れ、ついにその封印は解かれてしまう―。大いなる魔法が完成するとき、人々はそこに何を見るのか?時空を超えて弾け飛ぶ壮大な物語世界がついに文庫化。 【レビュー】 | |
あたしのマブイ見ませんでしたか(角川文庫) 池上永一 【内容】 ここは優しい黒砂糖の森。静かで豊穣な甘い森…・沖縄を舞台に繰り広げられる、明るく美しい8つの物語。みずみずしい感性に心震える珠玉の短編集。待望の文庫化。 【レビュー】 | |
夏化粧(文春文庫) 池上永一 【内容】 産婆のオバァのまじないによって姿を見えなくされてしまった愛する息子。末婚の母、津奈美は命をかけて井戸に飛び込み、“陰”の世界へと向かう。他の人間にかけられた「七つの願い」を奪うことで、息子の姿を取り戻すのだ…。美しい島の自然を背景に、若き母親の一途で壮絶な愛を描いた、ファンタジーの傑作。 【レビュー】 | |
虹の鳥(単行本) 目取真俊 【内容】 基地の島に連なる憎しみと暴力。それはいつか奴らに向かうだろう。その姿を目にできれば全てが変わる幻の虹の鳥を求め、夜の森へ疾走する二人。鋭い鳥の声が今、オキナワの闇を引き裂く。 【レビュー】 | |
魂込め(まぶいぐみ)(単行本) 目取真俊 【内容】 戦争で両親を亡くした男の魂が肉体を離れて海辺をさまよう。親代わりの女は、なんとか肉体に戻るよう懸命に魂に語りかけるが…。表題作「魂込め」ほか短篇六篇を収録。戦争と沖縄、新感覚で描く、記憶をめぐる物語。 【レビュー】 | |
水滴(文春文庫) 目取真俊 【内容】 徳正の右足が突然冬瓜のように膨れ始め、親指の先から水が噴き出したのは六月半ばだった。それから夜毎、徳正のベッドを男たちの亡霊が訪れ、滴る水に口をつける。五十年前の沖縄戦で、壕に置き去りにされた兵士たちだった…。沖縄の風土から生まれた芥川賞受賞作に、「風音」「オキナワン・ブック・レヴュー」を併録。 【レビュー】 | |
カクテル・パーティ(単行本) 大城立裕 【内容】 【レビュー】 | |
アトムたちの空(単行本) 大城貞俊 【内容】 『鉄腕アトム』は、みんなのヒーローだった。昭和三十年代への郷愁も豊かに、沖縄の少年たちの成長をみずみずしく描く。 【レビュー】 | |
運転代行人(単行本)大城貞俊【内容】20年余り勤めた学習塾を辞め、運転代行社に転職した主人公:紀夫。さまざまな人と接する中で思い至ったこととは……? 人生中盤を過ぎたともいえる年代を迎え、あらためて自己に問いかける人間ドラマを沖縄を舞台に叙情たっぷりに描かれています。せわしない世の中、心の一服に最適の作品。
【レビュー】 | |
椎の川(朝日文芸文庫) 大城貞俊 【内容】 日本中が太平洋戦争一色に塗りつぶされていく頃、戸数40戸ほどの楚洲の村で、松堂家の人々は仲睦まじく暮らしていたが…沖縄本島北部「ヤンバル」と呼ばれる美しい自然のなか、病に、戦争に、命を脅かされながらも、素朴な愛を失わず生きる人々を詩情豊かに描く。 【レビュー】 | |
シュガー・ザ・キッドの兄弟(チョーデー)(単行本) 北林優 【内容】 沖縄の酒場を舞台に繰り広げられる、クールな老人とちょっとワルな少女のハードボイルド・ストーリー。少女はある米国人海兵隊の殺人事件に巻き込まれ……。ピンクキャデラック、洒脱な老人、魅力的な女の子!初めてのうちなー・ハードボイルド。 【レビュー】 | |
オキナワの少年(文春文庫) 東峰夫 【内容】 オキナワの現実を少年の曇りない眼でとらえて共感をよんだ芥川賞受賞作品「オキナワの少年」。他に、都市の底辺をさまようオキナワ少年の孤独と憧憬を綴る長篇「ちゅらかあぎ」。 【レビュー】 | |
呼び寄せる島(単行本) 又吉栄喜 【内容】 離人症めいた感覚がひろがる世の中にあって、他人ととことん関わり合う若者たちを描く。欲求不満の導火線に火を付ける。 【レビュー】 | |
漁師と歌姫(単行本) 又吉栄喜 【内容】 俺は、どこに行くのだろうか。一体、どんな力が俺の中に眠っているのだろうか―。昭和36年、沖縄。鮮やかな自然と濃密な人間模様の中で流れるゆったりとした時間が、若者たちを大人へと誘う。 【レビュー】 | |
豚の報い(文春文庫) 又吉栄喜 【内容】 ある日、突然浦添のスナックに豚が闖入してきた。豚がもたらした厄を落とすため正吉(しょうきち)と三人の女たちは真謝島に向かう。ひたむきに生き、ときにユーモラスな沖縄の人々の素朴な生活を生き生きと描き、選考委員の圧倒的支持を得て第114回芥川賞を受賞した表題作。ほか一篇「背中の夾竹桃」を併録。 【レビュー】 | |
夏休みの狩り(単行本)又吉栄喜【内容】仲間同士の関係、ボスの誕生、いじめ、喧嘩…すべてのことは「遊び場」で知った。
沖縄の離島を舞台に展開する生命力に溢れた少年たちの物語。 【レビュー】 | |
鯨岩(光文社文庫) 又吉栄喜 【内容】 沖縄の「軍用地主」には、年間数千万円もの地代が転がり込んでくる。祖父と二人で暮らす邦博の周囲にも、あり余る金を巡り、怪しげな人物たちの出入りが絶えなかった。そんな彼の前に、訳ありらしい若い女が東京からふらりとやって来る。彼女が言うままに、邦博はある事業を興そうとするのだったが…。芥川賞作家が、沖縄の“今”をシリアスにユーモラスに描く。 【レビュー】 | |
ギンネム屋敷(単行本) 又吉栄喜 【内容】 怒りと悲しみの血を吸い込んだ沖縄の土地に繰り広げられる恐喝、暴行、殺人…。沖縄の地を生の根源とする作家の鮮烈な想像力の閃めき。熱気をはらんだ筆致の第一創作集。第4回すばる文学賞受賞作。 【レビュー】 | |
海の微睡み (単行本) 又吉栄喜 【内容】 宮崎生まれの若い男が、沖縄の離島で女に惚れた。沖縄の女に惚れたら、大変さ-。おかしさに溢れた会話で織りなす、芥川賞作家の書き下ろし長編。 【レビュー】 | |
波の上のマリア (KADOKAWA新文芸) (単行本) 又吉栄喜 【内容】 60年代米軍統治下の沖縄、米兵にレイプされ心に傷を負いながらも強く生きるホステス・ミチと、惰性の日々を送る青年タケシ。ベトナム戦争の狂気が沖縄に波及する中で、かつて恋人同士であった二人を再び悲しい事件が襲う…。 【レビュー】 | |
果報は海から (単行本) 又吉栄喜 【内容】 漁師の家に婿入りした男がたいくつな日常を抜け出そうと試みた冒険とは?沖縄の暮らしをあざやかに描き出す表題作他一篇を併録 【レビュー】 | |
人骨展示館 (単行本) 又吉栄喜 【内容】 琉球の神女か、ヤマトの海賊の娘か、はたまた沖縄戦の犠牲者か?復帰三十年の沖縄の現在を風刺とユーモアをこめて描く人間喜劇。 【レビュー】 |
2009年04月15日
沖縄が舞台の小説 ◆リスト3
沖縄が舞台になっている小説のリスト(3) こちらはまだ空欄が多いですが、随時追加予定です。 お勧めの沖縄小説があったら教えてくださいマセ~~ 敬称略、順不同。 私が思いついたままに並んでいます。 【内容】はAMAZONからの抜粋。 【レビュー】についてはボチボチ更新していきます。。。 ☆ボーダーインク 沖縄の出版社。いろんな沖縄本がモリモリありますのでリンクしておきます♪ ☆リスト集 【小説1】20冊 【小説2】20冊 【小説3】…随時追加予定 【小説4】沖縄出身作家の作品集 25冊 【小説5】ミステリ・サスペンス 【小説6】沖縄以外の南の島や海が舞台の小説はこちら ☆この他に沖縄が舞台になっている小説があったらぜひともコメント等で教えてください! お待ちしております♪ | |
ガジュマルの家(単行本) 大島孝雄 【内容】 一体、何が起こったのだろう? ぼくは人間として生まれる前に、樹木の精霊キジムナーとして500年間、イシャナギ島(石垣島)で生きていた。風水師は墓をつくり、赤十字の老人は死者を運び、悪徳男爵は松を伐採し、島はコレラと言語禍と戦争に見舞われてゆく。15世紀から1980年代に至る南西諸島の時間と神話を大股に渡り歩く、「まるでマルケスみたい」(高橋源一郎氏・評)な、マジカル歴史小説誕生! 【レビュー】 | |
カデナ(単行本) 池澤夏樹 【内容】 1968年夏。沖縄、アメリカ、ハノイ。フィリピンに生まれ、カデナの米軍に勤務する女性曹長フリーダ。サイパンで両親と兄を喪い、沖縄で一人戦後を生き抜いてきた朝栄。朝栄夫妻にかわいがられ、地元のロックバンドで活躍する青年タカ。朝栄のサイパン時代の旧友で、那覇で再会するベトナム人安南さん。―4人は、カデナ基地からの北爆情報を刻々とベトナムに伝える「スパイ」となる。だがそれはフリーダにとって、B‐52機長である恋人の大尉、パトリックを裏切る行為でもあった…。 【レビュー】 | |
赤バナーの咲く暑い夏(単行本) 又吉弘子 【内容】 【レビュー】 | |
美ら海、今までも今からも(単行本) 池田浩子 【内容】 環境破壊がすすむ、美しく豊かな沖縄の海。そしてそこに生息する、その数50頭以下とも言われ絶滅が危惧されている動物、ジュゴン。沖縄の海でおぼれかかったひとりの少年と、少年を救ったジュゴンの心あたたまる物語。 【レビュー】 | |
シーサーおじさんの指笛 (単行本)
福里 あつ子 (著), 伊東 隆久 (イラスト) 【内容】 南国の燃える太陽と青い海と空、そして潮風がさわやかに吹きぬける沖縄。美しく平和な島で、赤瓦の屋根の“シーサーおじさん”が今日も大活躍。 【レビュー】 絵本 | |
浮縄の娘(単行本) 堀内 捺未 【内容】 16世紀初頭、琉球国のおてんば王女真鍋樽は大明帝国に留学、そこで彼女が見たもの、出会った人々とは―。強く優しい全ての少女に贈る、エキゾチック・ストーリー。 【レビュー】 | |
涙そうそう (幻冬舎文庫) 吉田紀子, 吉田雄生 【内容】 亡き母の「タコライス屋」をもう一度出すという夢を持ち、ひたむきに生きる洋太郎。彼には別々に暮らす、血のつながらない妹・カオルがいる。カオルの高校入学を機に、同居することになるが、洋太郎と恋人・恵子の間に微妙なブレが生じ始める。そして、洋太郎は自分の中にある特別な思いに気づく。沖縄を舞台に描かれた、恋より切ない愛の物語。 【レビュー】 | |
子乞い―沖縄孤島の歳月 (単行本) 森口豁 【内容】 80年代初頭、小学生がたったひとりになった鳩間島の住民は、親戚の子を島外から借りてきてまで小学校を存続させようとした。いまでは全国各地から居場所を失った子どもたちがこの島へやってきて、自分らしさを回復して帰っていく。でも子どもたちは、はたして海や空の青さだけに癒されるのだろうか。TVドラマ「瑠璃の島」前史。 【レビュー】 小説ではなくノンフィクションですが、リスト入り | |
ちゅらさん〈1〉 (新風舎文庫) 岡田恵和 【内容】 沖縄の離島・小浜島に生まれた古波蔵恵里。父・恵文、母・勝子とおばぁ、弟・恵達と暮らす。恵里が11歳になったある日、一家が営む民宿「こはぐら荘」に東京から上村一家がやってくる。次男・文也と結婚の約束をした恵里だったが、やがて文也は東京に帰っていく。民宿を閉じた古波蔵家は那覇に移住。兄・恵尚は「ゴーヤーマン」の販売に失敗して家出。恵里は東京の大学受験を決意するが…。 【レビュー】 言わずと知れた、NHK朝の連ドラ「ちゅらさん」のシナリオ本です | |
干潟のピンギヌム(単行本) 石月正広 【内容】 地獄の採掘現場、密林のジャングル、マラリアの死窟で、少年たちは―。西表島―東西三〇キロ、南北二〇キロの八重山諸島最大の島に、この物語の主人公の家族が渡ってきたのは太平洋戦争への傾斜が深まった昭和十四年の春のこと。近代国家をめざす帝国政府が第一の国策事業として推進した炭鉱開発の真っ只中であった。「ピンギムヌ」とは西表方言で「脱走者」を意味する。主人公の少年たちは死と絶望だけの闇が広がる無間の底へと落とされた…。 【レビュー】 | |
*URL* | 蓬莱の彼方(ボーダーインク) 森田たもつ 【内容】 【レビュー】 |
島の夜(単行本) 木村紅美 【内容】 父を探して、私は一人、島に来た。少女が出会ったのは、オカマと四十前の処女。そして見つけた父親は…?!いろんな魂が、濃密に絡み合う奇跡のような四日間。 【レビュー】 | |
オキナワ大神の声(単行本)夫馬基彦【内容】これが人生というものか。喜界島から与那国島まで、南へ南へと八百数十キロの旅はつづく・・・。
無数の蟹が蠢く神の島の聖域に、死線をさまよった若き日のインド放浪を想起し、最西端の島で、二十数年後の今も去らぬ悔恨の鋭い痛みに当惑する━━世と人の移り変り、時の重なりの中に人生の深い悲哀を漂わす、意欲的な連作短編集! 【レビュー】 | |
ファイアーキング・カフェ(単行本) いしかわじゅん 【内容】 居場所を失った男たちが、いる場所を見つけたい女たちが、那覇の街に流れ着く。哀しい思いや辛さを暑い湿気の底に沈めながら生きてきた人々の街へ。ディープな「那覇」を背景に、心の中の大切な何かを喪いながら、他人との出会いに新しい自分を見つけていく人々の姿を描く 【レビュー】 | |
サマータイム(-) 川上宏 【内容】 『沖縄・離島情報』を手に、旅への期待で胸踊らせる大学卒業したての青年・下垣内、そして十川弘子、惟村明美。又、傷心旅行に沖縄を選んだ成田玲子が、『沖縄・離島情報』の取材で沖縄に来ていた若き編集長・万蔵と出会い、個性豊かな男女五人が八重山諸島を舞台に、沖縄旅行ならではのドラマを繰りひろげる。十八年の歴史を誇る『沖縄・離島情報』初代編集長が贈る、沖縄の楽しみ方、素晴らしさをふんだんに散りばめた小説。 【レビュー】 | |
花々(単行本) 原田マハ 【内容】 『カフーを待ちわびて』の“明青(あきお)と幸(さち)”の暮らしの傍でくり広げられていた、もう一つの感動ドラマです。島を愛する旅人でフリーターの純子と、故郷の沖縄を捨て、東京のキャリアウーマンとして生きる成子。ひょんなことから、この対照的な二人が出会い、ある目的のために奄美諸島の神秘の島々を旅することに……。しかし二人が見つけた物は、探していた目的以上の大きな物。それぞれの「宿命」だった。 【レビュー】 | |
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*URL* | *題名*() *著者* 【内容】 【レビュー】 |
2009年04月15日
沖縄が舞台の小説 ◆リスト2
沖縄が舞台になっている小説のリスト(2) 敬称略、順不同。 私が思いついたままに並んでいます。 【内容】はAMAZONからの抜粋。 【レビュー】についてはボチボチ更新していきます。。。 ☆ボーダーインク 沖縄の出版社。いろんな沖縄本がモリモリありますのでリンクしておきます♪ ☆リスト集 【小説1】20冊 【小説2】20冊 【小説3】…随時追加予定 【小説4】沖縄出身作家の作品集 25冊 【小説5】ミステリ・サスペンス 【小説6】沖縄以外の南の島や海が舞台の小説はこちら ☆この他に沖縄が舞台になっている小説があったらぜひともコメント等で教えてください! お待ちしております♪ | |
うりずんの風(単行本) 下田ひとみ 【内容】 わたしにはどうしてもあの小さなからだにメスをいれるのが神様の御心とは思えないのです…。重度の心臓疾患に苦しむ愛児の苦痛を前に、神の意思の本意を問う信仰者の苦悩を描き、究極の試練を直視する愛と感動の人間模様。 【レビュー】 | |
しまうたGTS(単行本) 山田あかね 【内容】 バンド仲間が自分の恋人と失踪、プロデビューは中止となり、そのうえ余命半年と宣告された20歳の主人公。二人を追いかけ沖縄へと向かうが、道中で女子中学生とワケあり中年男と知り合い、「宝探し」に巻き込まれる。 【レビュー】 | |
TSUNAMI-つなみ(単行本) 志賀泉 【内容】 1999年沖縄。ぼくは一人の少女に出会った。東京の地下から静かに湧き出した水は、二人をどこに導くのか。太宰賞作家の鮮烈な青春小説。 【レビュー】 | |
八月十五日の夜会(単行本) 蓮見圭一 【内容】 祖父の遺灰を抱いて沖縄を訪れた大学生の秀二に渡された三本のテープ。そのラベルには「八月十五日、夜」と記されていた…。離島・伊是名島の「あの夏」、流れ出す男の声、息を呑む証言、真夏の夜、敗残兵たちの影、そして無意味な死。生きることへの限りない励ましを伝える渾身の力作。さとうきび畑で地獄を見た祖父たちから平成世代へ―。静かな島の、醜い戦争を描く物語。 【レビュー】 | |
ロマンチスタ(単行本) 生嶋マキ 【内容】 私は沖縄の空気に触れ幸せなろうと思ったよ。あの日あなたに出会わなければ、こんな風には思えなかった―。ターミー、ありがとう。東京の芸能プロダクションで働く小島琴美、23歳。IHL「ロマンチスタ」の歌詞から生まれたあたたかい恋の物語。 【レビュー】 | |
ハナとウミ(双葉文庫) 大道珠貴 【内容】 「陽気な人々って苦手。なんか、両手ひらひらさせて踊って、遠い目して海眺めて、それでうやむやにしてしまいそう」。ハナとウミは父親の違う姉弟。ニートな日々に別れを告げ、沖縄で青春を満喫中の母親の元にやってきた。どこまでも開放的な空気と、底抜けな沖縄の人々に翻弄される二人だが…。「癒し」の島をシニカルなユーモアで受けとめ、ふうわりと流されていく姉弟のぐだぐだキュートな南国滞在記。 【レビュー】 もしもこれを読んだのが小学生の時だったら楽しめたかもしれないネ。残念。。。 | |
チェケラッチョ!!(講談社文庫) 秦建日子 【内容】 恋とラップの青春ストーリー in 沖縄 唯と透は、沖縄北部の町に暮らす高校生。人気インディーズバンドのライブに影響されて、透と暁と哲雄がラップグループを結成すると言い出した――。映画化原作! 【レビュー】 | |
エイプリルフール(-) 宮城しず 【内容】 今年、沖縄本土復帰35年。ヤンバルで育った著者の深い望郷の念を鮮やかに反映した作品集。 【レビュー】 | |
骨は珊瑚 眼は真珠(文春文庫) 池澤夏樹 【内容】 夢の中で、十二年に一度の沖縄・久高島の祭イザイホーに、巫女として参加している自分を見つける「眠る女」。亡くなった夫の骨を砕き海に撤く妻を、遠くからそっと見守る夫がやさしく語りかける「骨は珊瑚、眼は真珠」。さわやかに、そして心に深く届く言葉が紡ぎだす九つのものがたりを収録した秀作短篇集。 【レビュー】 | |
くりかえしがえし(単行本) 崎山多美 【内容】 芥川賞候補作「水上往還」「シマ篭る」に書下ろし「くりかえしがえし」から成る、著者第一小説集。琉球弧から普遍の愛と生を問う。沖縄に生まれ育った人々の生活単位としての「シマ」をモチーフに、男女の愛や人間の存在について考えさせる。 【レビュー】 | |
シギラの月(講談社文庫)藤川桂介【内容】南海の楽園で展開する壮大な歴史ロマン真に蜜牙古島の安穏を考えるのであれば、琉球と事を荒立ててはなりません。誇りのために蜜牙古島を滅ぼしてしまうかもしれないからです――。
不思議な自然現象によって海の女神が現れるという伝説を軸に展開する若者たちの愛と戦いの物語。 【レビュー】 | |
タロくんとキジムナァのジルウ(単行本) 船越義彰 【内容】 キジムナァって沖縄の妖精のことなんです。タロくんは小学4年生の男の子。ある日、キジムナァのジルウと友だちになります。ジルウの背中に乗ってタロくんが見たものは…。ファンタジックな沖縄案内書。 【レビュー】 | |
群青(小学館文庫) 宮木あや子 【内容】 ピアニストの由起子は、病気療養のために訪れた沖縄の離島で漁師の龍二に出会い、恋に落ち、やがて女の子を身篭もる。しかし、娘・涼子を産んだ後、由起子は他界。やがて涼子は美しく成長し、島の幼馴染の漁師・一也と愛し合うようになる。だが、一也は結婚に反対する龍二に反発。漁師のプライドを賭けて深く海に潜り、帰らぬ人に。ショックで心を病んだ涼子は、心を閉ざしてしまう…。 【レビュー】 | |
弥勒の海(単行本) 松島修三 【内容】 悲劇として名高い沖縄戦を、日米の二視点から描いた意欲作。沖縄の人々が味わった数々の苦難と悲劇。まだ幼さが残る少年少女から老人まで、その多くが命を落とし、敵とはいえ理不尽に死んでいく人々を目にする米軍人たちの複雑な思い。沖縄の方言で「平和」を意味する「弥勒の海」と、そこに育まれた豊かな自然に、深い悲しみと消すことのできない深い傷を見つめる。(文芸社サイトより抜粋) 【レビュー】 | |
ノーバディ・ザ・ブッダ(単行本) 宮国 靖晟 【内容】 オキナワを舞台に、主人公・遼が体験する濃密な数日間のストーリー。不穏な気配に包まれて、インド帰りの漂泊者、黒い商人、IQ180の美少女らが織りなすスピリチュアルロマン。 【レビュー】 | |
壮春譜 美ら島の碧い海(単行本) 小野瑛一郎 【内容】 「もうすぐまた、うりずんの季節。和ちゃんと一年になるのね……」定年まであと数年の「私」に回ってきた沖縄支店長の椅子。これは天の啓示か!? 男としてもう一花咲かせたいという野望を胸に秘め、勇躍乗り込んだ地で出逢った魅力的な女性達との心躍る様々な体験。果たして、これらの恋の顛末は──。南国情緒とロマンの香り豊かな、熟年恋愛小説の力作。(文芸社サイトより抜粋) 【レビュー】 | |
島ガナサ(単行本) 末吉節子 【内容】 事故死した妹と比べられ、できの悪い子と言われた少女時代。一旦島を離れるものの帰郷し、親友との恋の駆引きに負けた娘時代。だがやがて結婚後生まれた子ども達は無事巣立ち、念願のダイエットにも成功して、婦人会会長となる。失恋相手の男と再会し夢にもみるものの、島の自然や風土を守りながら島の祭りや暮らしを取り仕切る壮年期までを描く女一代記。(文芸社サイトより抜粋) 【レビュー】 | |
さとうきび畑の唄(単行本) 遊川和彦 【内容】 どこまでもつづく青く澄んだ空、まばゆく輝く青く美しい海。昭和16年ころ、沖縄には平和な風景がありました…。いつも明るくユーモアを忘れない父、平山幸一と、そう明で美しい母、美知子、そんな二人に育てられた勇、昇、美枝、春子、健、そして、激しい戦闘の最中にさとうきび畑で誕生した幸子。その年12月8日、太平洋戦争に突入してから、明るい平山家に重くて暗い影がしのび寄る。長男の勇は、紀子と結婚してすぐに出征し、昇と美枝は学徒動員で戦場へ…。ついにはお父さんまで兵隊に駆り出され…。どんなに苦しくても、つらくても、明るくまっすぐに生きぬこうとした家族。戦争は、そんな家族をばらばらにし、平和な暮らしと命を奪っていきました。せつせつと歌われる『さとうきび畑の唄』は、わたしたちに訴えかけます。あの戦争を決して忘れてはならないと…。 【レビュー】 | |
神女(かみんちゅ)(単行本) 森礼子 【内容】 神の島“沖縄”の奥に潜む魔性―そこに生きる女性の強さと行方を鮮やかに描く著者初の書下し長篇。 【レビュー】 | |
がじゅまるの木の下で(単行本) 蒔田陽平 【内容】 NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』の中で、メルヘン作家城ノ内真理亜(菅野美穂)が主人公恵理(国仲涼子)と文也(小橋賢児)の恋物語を小説にしました。劇中では小道具として、少し登場しただけの本を実物の本にしました。『ちゅらさん』のエッセンスはしっかりと残しつつ、オリジナルストーリーを交え、ファンはもちろんのこと、ファンならずとも物語として感動できる小説になりました。さらにベストセラー『天国の本屋』シリーズを松久淳氏と共著で生み出した田中渉氏の水彩画が物語全体を彩ります。 【レビュー】 |
2009年04月15日
沖縄が舞台の小説 ◆リスト1
沖縄が舞台になっている小説のリスト(1) 敬称略、順不同。 私が思いついたままに並んでいます。 【内容】はAMAZONからの抜粋。 【レビュー】についてはボチボチ更新していきます。。。 ☆ボーダーインク 沖縄の出版社。いろんな沖縄本がモリモリありますのでリンクしておきます♪ ☆リスト集 【小説1】20冊 【小説2】20冊 【小説3】…随時追加予定 【小説4】沖縄出身作家の作品集 25冊 【小説5】ミステリ・サスペンス 【小説6】沖縄以外の南の島や海が舞台の小説はこちら ☆この他に沖縄が舞台になっている小説があったらぜひともコメント等で教えてください! お待ちしております♪ | |
サウス・バウンド(角川文庫) 奥田英朗 2005年 【内容】 小学生の僕の名前は二郎。 父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。 父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。 家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが…。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。 2007年映画化。 【レビュー】 これは文句なしに面白いです。 東京で暴れまくる父、西表に引っ越してからも暴れまくる父。そんな父を淡々と(時にベソをかきながら)見つめる僕視点の小説。 こんな父親は絶対に嫌だ。こんな夫も絶対に無理。 と思っていながら、読み薦めるうちに、母が父に惚れた気持ちがわかってきてしまう。 彼は頼りになる魅力的な男だ。 久しぶりに、読み終わるのがもったいない!と思えた作品でした。 | |
ぱいかじ南海作戦(新潮文庫) 椎名誠 2004年 【内容】 会社は倒産、妻にも去られ、失意のなか南の島にやってきた俺は、やさしいぱいかじの吹くこの世の楽園のような島で、長期海浜狩猟キャンプ生活に入った。 しかしお気楽生活は長くは続かない。迫り来る敵は、盗賊団、警察、イノシシ、蚊、そして関西のオバチャンたち(!)。 焚き火、ビール、海、格闘技、キャンプ、料理、冒険、辺境―シーナ・ワールド全開の、あやしいサバイバル小説。 【レビュー】 かっこつけてるけど内面ダメダメな俺。西表島で、キャンプ生活というよりホームレス生活。途中で加わるギャルたちがいい味だしてます。 仲間と珊瑚礁の中で魚を取って野草と食べ、ビーチで星を見ながら寝る。こんな生活、めっちゃあこがれるんですけど!(笑) 伏線の回収があいまいなまま終わってしまったエピソードもあり残念ですが、面白いです。 ビールが飲みたくなるよー!海でゴロゴロしながら読むのにオススメ! | |
ホテルジューシー(単行本) 坂木司 2007年 【内容】 大家族の長女に生まれた柿生浩美=ヒロちゃんは、直情で有能な働きモノ。だがこの夏のバイト先、ホテルジューシーはいつもと相当勝手が違う。 昼夜二重人格の“オーナー代理”はじめあやしげな同僚達や、ワケありのお客さんたちに翻弄される日々。怒りつつもけなげに奮闘するヒロちゃんにさらなる災難が…。注目の覆面作家がおくる、ひと夏の青春ミステリ。 【レビュー】 「Sweet Blue Age」には、この物語の短編が収録されています。文体も雰囲気もライトノベルのような感じ。 漫画にしたら似合いそうな・・・(ごめんなさい)。サクサクっと読めます。沖縄料理の描写がおいしそう♪ | |
メタボラ(単行本) 桐野夏生 2007年 【内容】 日本の社会に未来はあるのか? ニート、請負労働者、ホスト、バックパッカー。〈自分探し〉の果て、下流社会を漂流し続ける若者たち。 記憶を失くした青年は、ゼロからの〈自分探し〉=新しい〈自己創造〉の旅に出る。朝日新聞連載作品。 【レビュー】 怖い!なんか怖いよ! 前半は、「記憶をなくした僕、磯村ギンジ(仮名)」と「宮古島の美青年・昭光」の視点で交互に話が進む。昭光の軽快な宮古島弁が良いです。 反して後半は、ほぼ僕・ギンジ(仮名)のよみがえった記憶についての一人語りになる。 たくさんの個性的な登場人物が次々に現れては消え、日本の抱える様々な問題点もばりばり絡み、すぐに物語に引き込まれてしまいます。 さすが桐野夏生。 一方、物語の底辺に流れるドロドロした暗~~い雰囲気。 内容的にはそれほど怖い話でもないはずなのに、読み終えた後、何かゾっとした感情が残りましたよぉ~。 | |
なんくるない(新潮文庫) よしもとばなな 【内容】 沖縄には、神様が静かに降りてくる場所がある―。心ここにあらずの母。不慮の事故で逝った忘れえぬ人。離婚の傷がいえない私。野生の少女に翻弄される僕。沖縄のきらめく光と波音が、心に刻まれたつらい思い出を、やさしく削りとっていく…。なんてことないよ。どうにかなるさ。人が、言葉が、光景が、声ならぬ声をかけてくる。なにかに感謝したくなる滋味深い四つの物語の贈り物。 【レビュー】 沖縄話だからリストには入れるけど……という感じです、すいません。 | |
てぃだかんかん(小学館文庫)百瀬しのぶ【内容】美しかったサンゴの海をもう一度、取り戻したい――。金城健司は、妻・由莉と2人の子供たちと沖縄の地で幸せな家庭を築いていたが、ある日、潜った海で、異変を目にする。サンゴが白化して、死滅していたのだ。それまでの飲食店の仕事を辞め、サンゴの養殖と海への移植に乗り出す。しかし、現実は甘くなかった。試行錯誤の移植作業、学会からのバッシング、莫大な借金……。
すべてを乗り越えるため、愛する妻と家族、そして彼の熱意に打たれた仲間たちに支えられて、健司は世界初というサンゴの人工産卵に挑む。 映画化 【レビュー】 | |
でいごの花の下に(集英社文庫) 池永陽 【内容】 プロのカメラマンだった恋人が、死をほのめかすメモと使いきりカメラを残して姿を消した。フリーライターの燿子は、彼の故郷・沖縄へと飛ぶ。青い空と海、太陽と風に包まれて愛した男を追いつづける。出会った人々それぞれの過去や今に触れながら、行方知れずの恋人の秘められた驚愕の真実を知っていく。燿子は失った愛を見つけられるのか。南の島で奏でられた生命の讃歌、濃密で一途な純愛小説。 【レビュー】 | |
となりのウチナーンチュ(単行本) 早見裕司 【内容】 友だちなんかいらない、と思っていた。あなたに出会うまでは…。沖縄を舞台に少女たちの出会いと絆を描く不思議さと温かさいっぱいの物語。 【レビュー】 | |
はるかニライ・カナイ(単行本) 灰谷健次郎 【内容】 ニライ・カナイの神さまに見守られた生命輝く海に暮らす島人たちのこころは優しい。自然と生き物に囲まれる生活からゆたかな知恵を得て成長する子どもたち。都会の学校生活に戸惑う一人の少女が島で新しい人生を歩き始める。 【レビュー】 | |
南の島のチャタン(単行本) 舟崎克彦 塩沢文男 【内容】 目がさめたらそこが北谷(ちゃたん)だったから、ぼくは自分の名前を「チャタン」っていうことにした。砂浜に忘れられた白クマのぬいぐるみ・チャタンが、沖縄の美しい海から、自分を探す旅。出会った人々と南国の自然の優しさに癒される、さわやかな写真絵本。 【レビュー】 か、かわええ…。チャタン萌え~~★写真の絵本です。 | |
弥勒世(単行本)馳星周【内容】返還前夜の沖縄の現実を抉り出す暗黒小説コザで英字新聞の記者を務める伊波尚友はCIA局員から反戦活動に関するスパイ活動を迫られ承諾。
激化するベトナム戦線をめぐる黒人と白人の対立、地元住民の不満が燻る中、反米活動を続けながら情報を集めていく。 【レビュー】 | |
ふたたびの恋(文春文庫) 野沢尚 【内容】 「わたしを助けて」。休暇で沖縄へ来た脚本家の前に、かつての恋人が現われる。彼女は「恋愛ドラマの教祖」と呼ばれる売れっ子脚本家となっていた。土曜ドラマのためのシナリオを二人で作り上げていく、息苦しいような四日間の後に…。じんわりとせつない恋の短篇集。他に遺作となった次回作プロットを収録。 【レビュー】 アリビラのお話です。って言い切っちゃったけど、よくみたらどこにもアリビラって描いてなかった。読谷の、スパニッシュなリゾートホテルだそうです。まぁアリビラです。さすが脚本家なだけあって、テレビドラマを読んだぜ、という感じが。 | |
カフーを待ちわびて(宝島社文庫) 原田マハ 2009年映画化 【内容】 もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください。 きっかけは絵馬に書いた願い事だった。「嫁に来ないか。」と書いた明青のもとに、神様が本当に花嫁をつれてきたのだ。 沖縄の小さな島でくりひろげられる、やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。選考委員から「自然とやさしい気持ちになれる作品」と絶賛された第1回『日本ラブストーリー大賞』大賞受賞作品。 【レビュー】 | |
太陽の子(角川文庫) 灰谷健次郎 1980年 映画化 【内容】 ふうちゃんは、神戸生まれの女の子。おとうさんとおかあさんは沖縄出身で、神戸の下町で琉球料理の店「てだのふあ・おきなわ亭」を営んでいる。 やさしい常連さんたちに囲まれて明るく育ったふうちゃんだが、六年生になった頃、おとうさんが心の病気で苦しむようになる。おとうさんの病気の原因は何なのか?ふうちゃんは、「沖縄と戦争」にその鍵があることに気づきはじめる…。 戦争は本当に終わっているのだろうか。なぜおとうさんの心の中でだけ戦争は続くのか?今、日本人が本当に知らなくてはならないことがここにある。 【レビュー】 | |
サザンスコール(新潮文庫) 高樹のぶ子 1991年 NHKにてドラマ化。 【内容】 宮古島を舞台にして、幻の赤い宮古上布を軸に話が展開。 【レビュー】 | |
琉球の風(講談社文庫) 陳舜臣 【内容】 1600年代初頭、平穏の国琉球を襲う試練中国・明からの冊封使を迎えて琉球はわきかえっていた。しかし、実はこの国は大和と明の間で困難な立場に置かれていたのである。薩摩の侵攻の魔手がしのびよる。 1巻~3巻 【レビュー】 | |
さよなら、海の女たち(集英社文庫)椎名誠【内容】白い砂と蒼すぎる海の中で今、危機に瀕する珊瑚礁を憂える沖縄の女。嵐に荒れる夏の終りの北の海辺にふいに現われた酒場の女。南国のホテルで白い貝を手に踊る異国の女。そしてもう二度と見ることのできない青春の日の海でつむじ風のような恋をした少女…。潮の香りとともになつかしく浮かび上がる女たちの肖像。海と風と女の忘れ得ぬ物語。【レビュー】収録されている10篇のうち、沖縄が舞台となっているのは「珊瑚礁の女」(石垣島)、「座間味にて」(座間味島)、「貝の踊り」(宮古島)、「あつい冬」(石垣島)の4篇。後は北海道や伊勢の海の女の話が綴られている。とても淡々とした文章なのに沖縄のまぶしい太陽をギラギラと感じる作品ばかり。 椎名さんの小説を読むと絶対ビールが飲みたくなるよー。 | |
スーパーブルーオキナワ(単行本) 小出康太郎 【内容】 沖縄の海を舞台に仕事をしたい…。21歳の青年・中本純市は、本土復帰直後の沖縄を訪れ、拠点をさがして、離島から離島へ僻地から僻地へと旅をする。海中の息を呑む魚群と珊瑚、シマンチュ(島人)やウミンチュ(海人)たちを通じたウチナー世界との出会い。やがて青年は石垣に居をすえ、プロダイバーとして仕事をはじめる。この物語は実話にもとづき、登場人物は実名である。沖縄の海を舞台にしたダイビング小説。 【レビュー】 | |
オキナワと少年(単行本) 伊佐千尋 【内容】 縄の戦前、戦中、戦後を駆け抜けた少年仁の切なくも希望に満ちた清新な物語。 【レビュー】 | |
アクシデントの沖縄勤務(単行本) 末吉節子 【内容】 2002年末、沖縄の地元紙が一面トップ記事として「米少佐が女性暴行未遂」と報じた。真実はどこにあるのか…? 実話をもとに描き出す、緊迫の法廷小説。 【レビュー】 |